新型コロナウイルス—日本人感染者が非常に少ないという現実。情報戦争に負けるな!(5/20追記)

新型コロナウイルス

これは2020年4月5日の記事です(5/20追記)
日本では自粛ムードが高まっています。しかし冷静にデータを見ると、世界の中でなぜか日本だけが新型コロナウイルスの感染者、重症者、死亡者が非常に少ない水準となっています。これは、世界でも報道されている事実であり、新型コロナウイルスの脅威を軽視するためのフェイクニュースではありません。(追記:2020年5月20日時点で、日本人はすでに既に同種のコロナウイルスに免疫(IgG抗体・ヘルパーT細胞)をもっている可能性が高いという記事が複数出ています)

» 参考:日本人は新型コロナウイルスに対して免疫を持っている可能性 低い死亡率の原因? | ナゾロジー

FINANCIAL TIMESの「lessons from Asia」の記事から、図表を見てみましょう。しかしこの図は、省スペースに表す為に、縦方向にかなり縮小されていますので(対数グラフ)それを等間隔に戻した図も作成しました。日本以外の国は33% Daily Increaseの増加を辿っており、ほぼ同じ線になりますので、Otherでまとめて示します。



かなり少ないことが分かると思います。

» 参考:Containing coronavirus: lessons from Asia | FINANCIAL TIMES
» 参考:John Burn-Murdoch氏 ツイート | Twitter

さらに日本の感染症ということに限定して考えても、毎年インフルエンザではピーク時で週に200万人の患者さんが病院を訪れ、月に1600人以上の人がなくなることがあります。新型コロナウイルスが、いくら未知のウイルスで特定感染症に指定されているからと言っても、4月16日現在累計で5000人の患者数、150人以下の死亡者数であり医療崩壊が起こる状況にはないと考えられます。(5月20日時点で要治療の患者は実は半数以下だったと判明2700人にまで修正されており、死者は770人。感染者の半数以上が国籍不明ということです)

» 参考:新型コロナウイルス国内感染の状況 | 東洋経済オンライン

医療関係者ではない人間が医師などを装って「もう医療崩壊寸前です」という偽のツイートを発信し、それを見た有名人が拡散させてしまう事例が起きています。感染者を隔離する必要があることから、感染症に対応する一部の病院が負担を強いられていることは事実でしょうが、医療崩壊を招く状況ではないと考えられます。(病床使用率は20%以下と低い水準にあり、逆に来院数の減少で80%の病院が経営難の状況)

またマスコミや新聞で、死者が130人「も」いる(5/20時点で770人)、と繰り返し報道していますが、何と比べて「も」なのかさっぱり分かりません。海外の患者数と比べるなら、異常なまでに少なく、毎年発生している他の新型ウイルスやインフルエンザ患者の数と比較しても非常に少ない状況であることは明白で、これらの状況が一切報道されないのは疑問です。

またよく見る論調として「新型コロナは、本当はもっと感染者も死者も多いが、日本ではPCR検査数が少ないからみすごされている」という話があります。しかし、日本で死ぬかぎりは、必ず死因が特定されますので、新型コロナに似た肺炎で亡くなった場合は、死後も検査されます。また死因を曖昧にするのは家族、医者、看護師、役所など様々な人間が協力しなければならない為、相当難しいと言えるでしょう。

(5月20日追記:現時点で新型コロナウイルスの死者数は770名となり、主要7カ国(G7)で最少です。また今年はインフルエンザ死者数も40%減少しました。さらに自粛効果が良い方に現れ、4月の自殺者数は約20%も減少しました。東京都内での死者数は、過去4年平均で最小と判明しています。全体の死亡者が昨年を上回っていないという事実から、隠れコロナで死亡者が増えているという説は否定されます。)

また、感染者数はPCR検査数と比例して増加していますが、PCR検査は感度が最大でも70%の信頼度しかなく、喉に10個程度付着しているだけでも陽性を示すことが知られています。(通常100万個以上で発症)従って、PCR検査で陽性になったとしても、実際の新型コロナウイルスの感染者・発症者は、報道されているよりも多いのではなく、逆に少ないくらいだと考えるのが正しいのではないでしょうか。(そして半数以上が国籍不明)

新型コロナウイルスは、感染しても80〜90%以上が無症状、軽症者であり、死亡しているのはもともと疾患がある高齢者がほとんどです。「命に関わる問題だ」とさわぐなら、今までもインフルエンザで何千人もの高齢者が亡くなっている時になぜ大騒ぎしなかったのか、説明がつかないのではないでしょうか。

本当にウイルスの脅威が急拡大しているならともかく、この状況で自粛を強化し続けると、経済がやられてしまいます。これは情報戦争であり、わたしたちは新型コロナウイルスではなく、違う何者かに殺されようとしているのではないでしょうか。日本では経済の衰退、失業率と自殺率との相関関係が強く見られます。

そしてこのパニックの裏で、教科書の改悪が進み、カジノ予算案、種苗法改正、検察庁法改正など本当に議論されるべき問題が国民に分かる形で十分議論されていません。中国共産党の尖閣諸島での怪しい動き、経済構造や地政学的リスクの変化、私たちが戦うべき本当の敵は新型コロナウイルスだけではないと認識すべきです。(追記:5月20日時点で、結局議論はされないまま急に野党が反対だ!と騒ぎ出し、種苗法改正や国家公務員法の改正案などは見送りや廃案となってしまいました)

この際、世界の感染状況とは切り離して、日本の状況を冷静に考えるべきです。あのプロパガンダの天才ヒトラーも「民衆の圧倒的多数は、冷静な熟慮よりもむしろ感情的な感じで考え方や行動を決める」と言っています。

私たち一般人が事実を把握し、意識を変えて、マスコミの間違った報道に強く抗議する必要があります。これ以上の混乱を抑えるため、政府の方針には従うべきだと思いますが、間違った印象が拡大し続けないように、マスコミやネットニュースに騙されず、一次ソースを見て自分の頭で考えるようにしましょう。

» 参考:日本人はどれだけコロナに強いのか、自称WHOの渋谷医師の言葉を借りて証明しよう | アゴラ
» 参考:新型コロナウイルスの連載 | 武田邦彦ブログ

追記:私の印象ですが、このパニックを利用しようとして本当のことを言わない知識人が多いように感じます。

まず左派に近い人はこのパニックを利用して、ひたすら政権批判のみを繰り返しています。例えばマスク2枚の対策しかしていないかのような批判。世界より対策が遅れているという批判。そもそも日本では感染爆発していませんが、マスク以外にも対策は次々打ち出されており、世界中で行われているマスクの配布も世界で3番目に速く、感染数を考えると対応は遅くないと思います。(追記:マスクはクレームが相次ぎ検品に時間がかかった為遅くなりました)

そして右派に近い人は、このパニックを利用して、政権に自分が正しいと思う政策を実行させようと躍起に見えます。消費税減税や対中政策などです。私はこの内容には賛成ですが、パニックを利用するという方法は間違っていると思います。ネット時代では、少しの嘘でも後々信用がゆらぐ原因になります。「感染がどんどん拡大している今!」という嘘の前置きではなく、「感染による患者や死者は抑制されているが、」という前置きに変更すべきだと思います。

自分の主張を通すには戦略が必要かもしれません。しかし、このネット時代においては事実を大げさに言ったり、事実に少しの嘘を混ぜるという印象戦略はもはや逆効果かもしれないと感じます。

新型コロナウイルスの大嘘—コロナ脳が日本を破壊する

4 COMMENTS

アッサジ

ものしらずのブログ、今日見つけていろいろ拝見させて頂きました。
とても共感できる感じで、いろいろな記事を読んでいく中で1番自分の思っている感覚に近くてとても参考になりました。
今後もブログやツイッター活動頑張って下さい。ただ、頑張っていろいろアピールして偏向的にだけはならないように気をつけて下さいね!偉そうに言ってすみませんが。。。
あと今日わかったんですけど武田邦彦は本人いわく別に温暖化懐疑派ではないらしいですよね。ただ事実を事実として発信してるだけとのことで。自分も記事をいろいろ見て変にこり固まらないように気をつけなきゃなと思っている次第です。また拝見させて頂きたいと思います。

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寺島てら

>アッサジさん
コメントいただきありがとうございます。
たしかに発信の活動をメインにがんばると偏向的になりそうですね。できるだけ勉強してよく考えたことだけ発信するように心がけたいと思います。
あと、温暖化については現在温暖化しているといわれる根拠がCO2の増加ですので、その根拠については疑問が多いという内容でまとめました。都市部その他の局所的な温暖化、寒冷化ということはあるでしょうし、地球の気象現象については様々な要因が絡み合っていますので、実際わからないことが多いように思います。たしかに武田先生は事実を自分の「納得」とは別に、そのまま捉えるという大切さを説かれていますね。私もアッサジさんと同じで、感情や納得度だけで流されないようにしたいなと常々思っています。難しいですね。
更新頻度がゆっくりすぎてお恥ずかしいですが、また見にきてくださいね。

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一本指

今日ものしらずのブログを発見しました。
検察庁法案改正の問題がTwitterで賑わってて、相関図を見て、黒川検事長が安部さんにモリカケで捕まえないから定年延長して、みない図があり「そもそもモリカケって安部さんが関わってないこと証明されなかった?」と思い、そもそものモリカケ問題を調べようと思い、ものしらずのブログにたどり着きました。
「ついにあなたの賃金上昇が始まる:著者 高橋洋一」の本を随分前に読んだんですが、詳細の内容は忘れてしまい、調べ直してものしらずのブログにたどり着きすごくすっきりしました!
ありがとうございます!
これからも頑張ってください!

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寺島てら

>一本指さん
コメントいただきありがとうございます。
私もTwitterで検察庁法案改正案への抗議ツイートが急にトレンドになってびっくりしました。大半がスパム投稿だったようですね…そろそろコロナが収束しそうなので、マスコミと野党が森友問題を再燃させる為に仕掛けたんじゃないでしょうか!?
再燃するたびに、え?安倍首相ってやっぱり悪いことしてたんだっけ?って思いますよね。笑

今度は黒川検事長と安倍さんの仲を問題にしようとしてるみたいですが、検事長が誰であれ証拠もないのに逮捕はできないですよね。
すっきりしていただいて、まとめた甲斐がありました!私も高橋洋一さんの本読んでみます。

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