地球温暖化の記事に批判がきたので、反論してみた。—徹底討論

経緯

ものしらずのブログ記事「本当に地球温暖化はしているのか?—徹底検証」に、イギリスの大学で気象学を勉強しておられるというこるもさんという方から、長文の批判コメントをいただきました。コメント欄には収まりませんので、このページで、こるもさんの文章に私が返答していく形で紹介させていただきます。地球温暖化への理解が深まると思いますので、元の記事と併せて是非お読みください。

科学者の97%がCO2温暖化を支持している!?

こるも:初めまして。イギリスの大学で気象学を勉強している者です。すべてを指摘すると長くなるのでいくつかに絞らせていただきます。

てら:はじめまして、コメントいただきありがとうございます。

こるも:まず、世界的に否定派の論文の方が多いという点に関してですが、訂正済みのようではありますがソースもないものを書かないほうがいいです。実際は世界的に97%の科学者がCO2によっての気候変動を支持しております。(Cook 2013)の論文において、97%という数字関しての懐疑論は多くありますが、それ以外にも(Anderegg 2010), (Calton 2015), (Verheggen 2014), (Doran 2009)など多くの論文が違ったメソッドで集計をとっても90〜100%の割合でCO2での温暖化を支持しています。これはあくまでCO2が「一番の要因」であるとは断定できるものではありませんが大きな影響があるものであることは明白です。

てら97%!これは初歩的な間違いですね。「世界的に97%の科学者がCO2によっての気候変動を支持している」は完全な間違い(勘違い)です。正解は「地球温暖化に関わる科学者※の0.3%のみがCO2が主原因での気候変動を支持している」(※地球温暖化及び地球規模の気候変動に関する研究に携わる科学者)です。

John Cook氏の論文、それを分析したDavid R. Legates氏の有名な論文など、概要だけでも読まれましたか? こるもさんのように見出しに書かれた97%という数字だけで騙される人がいるかもしれないので、概要を説明しますね。

(Cook 2013)
まずこの調査は1991年から2011年までの査読付き科学論文のうち、「地球規模の気候変動」または「地球温暖化」というトピックに一致する11,944件の論文のみを選別して調査したものです。全体の気象論文や科学論文が対象ではなく、すでに選別した論文の中での調査です。

そして、その中でも66.4%は人為的地球温暖化についての見解を示していませんでした。残りの33.6%の内の97.1%が人為的地球温暖化について合意的見解を示していると判断しました。つまり、調査対象全体からすると約30%が人為的地球温暖化に合意してると分かった、というかんじです。ここまではCook自身の分析です。この時点ですでに世界の科学者97%からはほど遠いですね。

そして2015年R. Legates氏がこの調査をさらに分析したところ、CO2が主原因による気候変動を支持していたのは、結局全体の0.3%(!)にすぎないことが判明しました。数でいうと11,944件の内の36件です。ですから「世界の科学者の97%がCO2によっての気候変動を支持している」というのは大きな間違いで、「地球温暖化に関わる科学者の0.3%がCO2によっての気候変動を支持している」が正しい文章になります。温暖化と関係のない「世界の科学者」という中で考えるなら、この36件というのは問題にすらならない件数でしょう。しかもCook氏の論文は、Legates氏に「気候変動に関する基礎的な知識がない人間が自分勝手な定義を元に人を騙そうとして書いたものだ」と痛烈に批判されていることで有名です。

» 参考:Climate Consensus and ‘Misinformation’: A RejoindertoAgnotology, Scientific Consensus, and the Teachingand Learning of Climate Change | David R. Legates(PDF)

David R. Legatesの論文から引用
…11,944件のうち0.5%、(人為的地球温暖化についての見解を示したとされる)4014件の中でも1.6%しか、自分たちが定義した通りの人為的温暖化を支持していないことがわかった。しかも、その64件のうち 3 分の 1 以上はCook ら(2013)の定量的仮説を支持していないので、これを考慮すると、このCookの仮説を支持する割合はそれぞれ 0.3%、1.0%となる。 したがって、彼らの述べた結論は間違っている。

…The conclusion of Cook et al. (2013, p. 1) as expressed in their Abstract, is ‘‘Among[4014] abstracts expressing a position on AGW [Anthropogenic Global Warming], 97.1 %endorsed the consensus position that humans are causing global warming.’’ A 97 %consensus is also asserted in the closing words of the paper: ‘‘Among [4014] papersexpressing a position on AGW, an overwhelming percentage (97.2 % based on self-ratings,97.1 % based on abstract ratings) endorses the scientific consensus on AGW’’ (p. 6). In theintroduction to Cook et al. (2013), anthropogenic global warming is defined as the[standard] ‘‘scientific consensus that human activity is very likely causing most of thecurrent GW (anthropogenic global warming, or AGW)’’ (p. 1). However, the authors’ ownanalysis shows that only 0.5 % of all 11,944 abstracts, and 1.6 % of the 4014 abstractsexpressing a position, endorsed anthropogenic global warming as they had defined it. Butby taking into account that more than one-third of the 64 abstracts do not, in fact, endorsethe quantitative hypothesis in Cook et al. (2013), the true percentages endorsing thathypothesis are 0.3 % and 1.0 %, respectively. Accordingly, their stated conclusion isincorrect.

またCookの仲間達が書いた、その他の(Anderegg 2010), (Calton 2015), (Verheggen 2014), (Doran 2009)についても同じく98%、90%、100%などの数字が印象的に見出しを飾っていますが、内容を見ると、対象の30%の中の98%であったり、50%の中の80%であったりします。さらにその調査方法自体、Legates氏の論文で科学的ではないと批判されています。

私も下記論文の概要だけ読みましたので、その概略と感想を載せておきます。

(Doran 2009)
Zimmerma氏2008年の修士論文に基づく。10,257人の地球科学者のうち3,146人から回答を得た。そのうち82%が人為的地球温暖化に同意したという。しかし回答を得たのは、調査対象のたった30%であり、そのうちの82%であるから、全体の約25%の同意が分かっただけである。しかも、人為的地球温暖化の定義は支持の少ないCook氏の定量的仮説に基づいている。調査は2分程度で答えられる簡易なものだった。

(Anderegg 2010)
多数の出版物を出している気候研究者の97-98%が、人間が地球温暖化の大部分を引き起こしている可能性が高いと述べている。とあるが、これは、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された2010年の論文の中で、作為的に選抜した1,372人のみを対象にした中での97-98%である。(Cook2013と同じ手法で騙そうとしていることが分かる。)そもそも米科学アカデミー自体が早くから温暖化対策の取組を支持する声明を出しており、「それらの論文を多数引用した気候関連の出版物」を対象にしている限り、100%近い結果が出るのは必然。しかもCook氏の都合良く作られた定量的仮説に基づく調査の結果である。

(Verheggen 2014)
1,868人の気候科学者を対象に調査し、人為的地球温暖化に関連する10以上の査読付き論文を調査した人の90%が、温室効果ガスが地球温暖化の主な原因であることに合意的だった。という内容。
90%という数字が強調されるが、よく見ると「10以上の査読付き論文を調査した人の90%」であり、それは調査回答者の50%以下であったと記載されている。(Cook2013と同じ手法で騙そうとしている)


私が専門家の話から引用した「世界的には否定派の論文の方が多い」というテキスト部分(修正して再掲しました)について「ソースがないのに書くな」とご指摘いただきましたが、皮肉なことに、あなたが持ってきたこのデタラメなソースを深堀りすることで、世界的にCO2を根拠とした温暖化支持者はきわめて少なく、それ以外の意見を持つ科学者の方がずっと多いということが浮き彫りになったかと思います。また、私はブログ記事作成にあたっては多くの文章を読み専門家の話を聴き、自分の言葉で再構成しております。私の個人的良心に基づき、できるだけソースを示す努力をしておりますが、全ての文章にソースを示すことは到底無理であり、実際には必要がないということをご理解ください。

問題はCO2ではなく、生態系の乱れ!?

こるも:次に40億年前のCO2濃度のほうが高いという主張ですが、それは事実です。ですが、気候変動において問題であるのは高いCO2濃度ではなく今までに見られない生物や植物が対応できないスピードで変動していることが問題なのです。

てら:ちょっと日本語が理解できない部分がありましたが、推測しますと、CO2は昔の方が高かったのは認める。だがCO2濃度とは関係なくても気候変動はしている。そして、その変動によって生態系が速いスピードで乱れているのが問題なのだ。ということでしょうか?

私のブログをちゃんと読んでいただきたいのですが、このブログでは「CO2が原因で地球温暖化しているという論理は破綻しているのではないか?」ということを主なテーマにして書いております。そして「CO2が原因でないのであれば、その理論で地球温暖化していると主張するIPCCやメディアの意見は信用できない。」と言っているわけです。

CO2と関係のない気候変動についてはテーマから外れます。私は記事のはじめに、ブログの主旨を明記し、環境汚染や局所的な気象現象については否定しないと書いています。またエルニーニョ現象やフェーン現象については温暖化と関係のない気候変動にあたるので、それが生物にどのような影響を与えるかということはテーマに含めていません。

しかし敢えてテーマから外れて言うと、CO2とは関係なく急速な気候変動が起こっていたとして、ここ数十年のデータだけで 異常な 変動だと言えるのでしょうか?地球は常に絶滅や進化を繰り返しダイナミックな変動を続けてきました。また、生命の進化のスピードについても、人間の感覚で「生物が環境に対応できているかいないか」を判断するのはかなり難しい問題です。繁殖時に鳴くことが必須のコオロギが、鳴く為に捕食され絶滅しかかっている場所で観測を続けた結果、たった5年後には繁殖時でも全く鳴かない別種のようなコオロギに 進化 したというような、研究者を驚かせる例も少なくないのです。(Paleofantasy-Marlene Zuk

また、気象状況や温度、生物の絶滅等も含め、現時点もしくはこの100年くらいが正常で、そこから起きる変化は異常であるという説明はもはや感情論と言えるでしょう。私たちは小さい頃から「あと5年で地球は住めない星になる」と言う話を聞かされ続けてきました。5年が過ぎると「あと10年で、」「あと20年で、」今は「あと40年で、」と言われています。人間が環境や他の生物を大切にするのは大事ですが、政治的な意図をもった嘘や脅しで人間に罪悪感や苦悩を植え付けるのは大きな罪ではないでしょうか。気候は常に変化していくのが正常です。変化しないことが正常であるという意見こそが異常なのです。

CO2は植物の餌だから増えてもいい!?

こるも:あと蛇足ですが、中にはCO2は植物の餌だからいいのではなんて言うことをいう方もいますが、これは数十年間行われているFACEの研究で否定されています。FACE研究は世界中で多くされているので論文を探せば日本語のものも見つかるのではないでしょうか。
https://www.skepticalscience.com/Can-animals-and-plants-adapt-to-global-warming.htm

てら:私のブログでは「CO2は植物の餌だから増えてもいい」などということは、どこにも書いておりません。

CO2濃度については「CO2の温室効果には限界があり、放出されたCO2すべてが温室効果ガスの効果を発揮することはできない」という主張をとりあげております。すでに大気中のCO2による温暖化効果は飽和状態であり、これ以上増えても熱が地上に押し戻されることなく宇宙に放出されてしまう為、CO2濃度が急速に高まるということは考えにくい2020年7月訂正CO2濃度の上昇に伴い気温が急速に高まるということは考えにくいという主張です。

高濃度のCO2が作物にどのような影響を与えるかは知りませんが、当ブログの主旨とは関係がないと思います。しかしここでも敢えて言うと、CO2が植物だけではなく、生物にとって大切な原料であるということは事実であり、植物の餌という表現が適切かは知りませんが、特に間違っていないと思います。CO2が今よりずっと多かった中生代の方が植物は多様で反映していましたよね。FACE研究がどうであれ、CO2が生物にとって大切な原料であること自体には変わりがありません。ブログでも説明していますが、大気中のCO2は地球の歴史から見ると現在非常に少なくなっていますので、長期的に考えるともう少し増えても問題ないと思っています。(ミクロ的なグラフではめちゃくちゃCO2濃度が上昇しているように見えますが、実際にはここ数億年で一番低い水準

海面上昇は日本だけを見てもダメ!?

こるも:最後に海面上昇ですが、日本沿岸では明瞭な上昇傾向は見られないとのことですが、日本だけを見ても意味がありません。気候変動とは世界の平均データを見るものです。以下のリンクを見ればメソッドから論文までのリンクも見つけれます。
https://www.skepticalscience.com/sea-level-rise.htm

てら:地球規模(世界)で海面上昇しているならば、当然日本でも海面上昇が起きるんではないでしょうか? 季節によって環境が激変するグリーンランドや、わざわざ地盤沈下が確認されているツバルやべネチア、もしくは研究者の選んだ海岸だけで海面上昇が発生するはずはないのです。地球規模であるからこそ、海洋国家である日本の海岸に注目すべきです。なぜ日本だけは海面上昇が観測できないのでしょうか?あなたが示されたサイトの情報によると、「海水面の高度測定技術の精度が1mm/年以内であることが実証されています。何よりも重要なのは、観測値の上昇傾向を誤認するような誤差がないということです」とありますので、ますます日本だけ海面上昇が見られないことがフシギですよね??

…In reality, researchers demonstrate this height measurement technique’s accuracy to be within 1mm/year. Most importantly there is no form of residual error that could falsely produce the upward trend in observations.

太陽活動は気候変動と関係ない!?

こるも:次にコメントにある太陽活動ですが、太陽活動は過去35年間下がっており、ここ数十年の気温上昇とは関係がないという見解が多いです。
https://www.skepticalscience.com/solar-activity-sunspots-global-warming.htm

てら:私のブログでも、現在太陽活動は弱い状態にあると記載していますが…。(ここ35年の太陽活動は停滞しているが「わずかに」減少傾向にあります)。おそらくブログを読まずに批判してますよね。私のブログで書いていることは、「太陽が地球に与える影響は大きい。そして、地球の歴史上現在は寒冷期にあたる。だから、ここ30年で上昇傾向にあるといわれる気温上昇はたいした問題ではないが、もしそのCO2を原因とした温暖化がであれば、太陽活動の影響によっては寒冷化する懸念がある。温暖化より寒冷化の方が問題が大きい。」という意見を載せております。

英語がわかるならこの動画!懐疑論など一蹴!?

こるも:英語がわかるようでしたら下記リンクが気候変動の懐疑論に関しての質問はほぼすべて答えてくれると思います。アメリカのクイーンズランド大学がyoutubeに挙げている動画もあわせて拝見いただければさらに知識が深まるのではないでしょうか。
https://www.youtube.com/channel/UCmxzubbVw6jXA7Ak08StYug

てら:こるもさんは、いろいろソースを提示しているように書いていますが、実はすべてたった一つのサイト「Skeptical Science」https://www.skepticalscience.com/)から情報を持ってきていますよね。このサイトは、地球温暖化について賛成と反対の意見を両方掲載しており一見フェアに見えますが、結局は地球温暖化に賛成の意見でまとめています。偏った一つのサイトの意見だけを鵜呑みにしない方がいいですよ。

また、私のブログを読んでないみたいなので誤解されているかもしれませんが、私は気候変動全体を疑っているのではありません。気候は常にダイナミックに変動していると思っています。しかし、人間の影響だけで気候が極端に変わったり、C02が原因で気温が極端に上昇したりすることはないのでは?と思っているわけです。これらの動画が私の疑問の答えとして説得力があるようには思えませんが、どの動画も数年間で200〜2000くらいしか閲覧されておらず、あまり人気はなさそうですね。どちらにしてもそんなに一押しなら、ご自分のブログで紹介するなり拡散されることをお勧めします。

間違った情報を広めるのは許せない!?

こるも:気候変動は世界的にもとてもセンシティブな課題で、昨今は政治的内容により知名度が増え、このように間違った情報が増えてとても残念に思っています。ネットでは表現の自由はありますが、不特定多数の人に見られることによって間違った情報を与えてしまうという懸念も持つべきではないかと思います。

てら:ここまで述べてきたように、勘違いや間違いが多いのは、こるもさんの方ではないでしょうか? センシティブな問題ですので、様々な意見に触れ、真摯に検証すべきです。ましてや一つのサイトだけを根拠にすべきではありません。昨今、CO2による地球温暖化に懐疑的な人間は陰謀論者が多い。と揶揄されることが多いようです。しかし、このように希薄な根拠や恣意的な意見(特定の利益に寄与する策謀)に基づいて唱えられたCO2地球温暖化賛同者の方がよほど陰謀論者ではないでしょうか。(もしくはDupes)

まず批判するなら、私のブログをよく読んでからにしてください。また自分が批判材料として提示した論文くらいは概要だけでもよく読んでから持ってきてください。

今後は、このようなデータ丸投げでこちらで検証しなければ何もわからないような(しかも検証したら間違っている)長文の批判についてはスルーとさせていただきます。私は学者ではありませんので、日常の中でこの問題検証に費やすことができる時間が限られております。


また最後に、ここまで読んでいただいた方なら誰もが抱くであろうシンプルな疑問について考えてみたいと思います。CO2を原因とする地球温暖化が、なぜ素人の私でもうんざりするような、こんな希薄な論拠をもって、見出しだけが過大にアピールされ続けてきたのか?という疑問です。それは数年〜数十年前まではインターネットがこれほど普及するとは思われていなかったからだと思います。数年前まで専門外の私たちは、「このような論文がこのような権威のある人間によって発表されたんだって!」という体裁しか知ることができず、BBCが言ってるからとか、IPCCが、またNHKが言ってるからといって闇雲に信用するしかなかったわけです。今でも内容は見ずにこんなブログよりNHKの方が信用できる!と思う人はたくさんいるでしょう。しかし、今はその気があれば全くの素人でも瞬時に一次データを見ることができる時代です。たくさんの専門家から無料で話をきくこともできます。前時代的な観念に囚われて目の前にあるデータを見ることすらしない人が多くいます。怠惰な私もその内の一人ではありますが、CO2地球温暖化の問題というのは、正義を謳いながら、我々に、また未来の子供たちに過剰な罪悪感を植え付けようとする罪深い課題の一つです。ここはひとつ面倒でも気力を振り絞って真実に向き合っていただきたいと心から願います。

北極の氷が融けている!?—北極海航路開通は地球温暖化を証明しているのか?

12 COMMENTS

アッサジ

とても面白い内容の記事でしたね!
寺島てらさんの文章はとてもわかりやすくて個人的にはとても好きです。
とても参考になります。
他の記事も再読してみたくなりました。
よくここまで調べてわかりやすくまとめられますね。すごいと思います。
また見にきます。
ありがとうございました。

返信する
寺島てら

>アッサジさん
文章がわかりやすいと言っていただいて嬉しいです。
この手の批判は多いと思うので、CO2温暖化はしてる!と思い込んでる人には読んでほしいですね。
ちょっと疲れてしまったので(笑)次は更新いつになるか分かりませんが、また見にきてください。
いろいろ読んで感想いただきありがとうございます。

返信する
しん

とても痛快ですね
こるもさんはイギリスの大学でいったい何を学ばれていたのでしょうか
てらさんは相当深く色々なことを調べていらっしゃることがよくわかりますね。
脱帽です
私もたくさんのものを見ていろんな角度から物事を見られるようにしたいです

返信する
寺島てら

>しんさん
コメントありがとうございます。
今後こるもさんが、もっと深く気象について考え学ばれることを願うばかりです^^
ほんとに、いろいろな角度から検証するのは難しいですね。逆に今回はこのご批判をいただいたことで、いろいろ考えたり調べる機会になってよかったです。自分だけでは考えが深まらないことも多いですね。

返信する
ばてぃ

正しいデータや、たくさんの論文などを元に、異なる主張を議論するのは良いことです。

が、こるもさんのような、最初に誤った(あるいは異なる)認識があり、それに沿う情報だけをピックアップして、自分と異なる意見に対し、攻撃(反論?)してくる人がいます。

【特徴】
①自説を補強するために、何かの権威を使う(例:イギリスの大学(?)で気象学の勉強をしている者)

②自説に合致した論文は、自説を補強する為だけに使い、中身を読まない。その論文の検証や反論は読まない(Cook 2013)

③自説に都合の悪い事実は、別の問題を持ち出す。論理的に関連が無いことに気づかない(co2の排出により温暖化する⇒40億年前はco2濃度と温暖化が関連が薄い⇒40億年前は生態系の乱れ)

④相手が話してもいないことを持ち出す。スコープという概念が無い。(CO2は植物の餌だからいいのでは)

⑤自説に都合の悪い事実は、無視する(日本沿岸の海面上昇がない)これは無意識に行われている。

⑥ソースは書くけど彼らは中身を読まない為、相手に読ませる(Skeptical Science)

⑦正しいか誤りかは、事実の積み重ねではなく、自分が何を信じているか、で決まる。
個々の事実は、自分では検証しない。

⑧自説が脅かされる適切な反論が来ると、認知的不協和に陥り、反論を読まない。また、何がおかしいのか理解しない(できない?)為、自説は変らず、他の場所でまた喰ってかかる。

自分はそうならないよう気をつけたいと思います。

返信する
寺島てら

>ばてぃさん
コメントありがとうございます。
たしかに、直感的に反論する人の特徴を見ると、イデオロギーありきで主張を組み立てる傾向が強いなぁ…と思います。今まで正義だと信じていたことや常識だと思っていた認識に向き合うことは結構難しいことなのかもしれませんね。反発心や感情が先立って理性的な検証が疎かになりがちです。私も意見を固定しすぎないように、新しいデータや意見に耳を傾けるように心がけたいです。

返信する
くろまる

コメント失礼します。

一つ気になったのですが、「すでに大気中のCO2は飽和状態であり、これ以上増えても大気に吸収されることなく宇宙に放出されてしまう為」という文と「大気中のCO2は地球の歴史から見ると現在非常に少なくなっています」(2つとも本ブログの本文から引用しました)という文なのですが、昔と比べたら大気中のCO2量はすごく下がっているのに、今の地球の大気中では飽和状態にあるというのが矛盾しているように感じました。昔の地球は今よりもCO2の蓄えられる量が多かった?(正しい表現が思いつきませんでした)のでしょうか。もしくは昔も今も飽和量は変わらず、排出量が多かったということなのでしょうか。
宜しければこれについて説明して頂けたら幸いです。自分がどこか見落としていたり、てらさんの他のブログでお話していたらすみません、、、

自分は最近ネットなどで温暖化について(まだ論文などには手を出しておらずまだまだで少しづつなのですが)勉強し始めました。そこで温暖化の問題がCO2ではないと思い始めました!
てらさんのブログもまだ2つ程度ですが読ませていただきまして、とても興味深い内容で楽しく勉強させていただいてます。

長文失礼しました。

返信する
寺島てら

>くろまるさん
するどいご指摘ありがとうございます!
宇宙に放出されるのは、飽和状態になったCO2ではなく、CO2の温室効果の限界を超えた熱(赤外放射)でした。間違い部分に取り消し線を引き、正しい説明を付加しました。
https://monosirazu.com/globalwarming/#CO2-4

CO2が赤外線(熱)を地球に押し返す温室効果には限界があります。(最大で8℃程度)つまり、CO2がどんどん増えてしまったとしても、それによる温度上昇には限界があり、すでに温室効果が飽和状態にあれば、これ以上CO2がいくら増えても温度上昇には繋がらないということです。(リンクで計算を元に説明されている研究者の方を紹介しています)

そして、CO2の量は億年単位の歴史で見ると減り続けています。多少CO2が増えても全く問題はないと思われます。CO2の量が温度と関係があるのであれば、今までCO2が多かった時代はすごく熱かったはずですが、そのような相関は見られません。私は、IPCCの「CO2が増えた分だけ温室効果が高まる」という説明の根拠である計算式が間違っているのは、意図的である可能性が高いと考えています。

以上の説明で、矛盾していた部分を訂正させていただきます。
注意深く読んでいただき、感謝いたします。

返信する
くろまる

返信ありがとうございます。

なるほど!
謎が解けてスッキリしました(^-^)
詳しい説明まで本当にありがとうございます。知れば知るほど地球は面白いなと改めて思います笑

これからも楽しくブログ読ませていただきます。ありがとうございました。

返信する
寺島てら

>くろまるさん
こちらこそ、ご指摘いただいて助かりました!
この記事の間違った記載部分についても、訂正しました。
https://monosirazu.com/globalwarming_debate/#CO2-2

私もCO2温暖化について考えるまで、あまり地球のことを俯瞰して見ることがなかったので、あらためて地球のダイナミックさ面白さを感じています。

更新頻度少ないですが(^▽^;) また見にきてくださいね〜

返信する
通りすがり

前々から、「人為的」温暖化に対しては懐疑的で、たびたび調査しています。前にも、コメントしたかも。なんとなく、やっぱり疑問に思って調べてる人がいるのかと思ってつい書き込みたくなりました。

私もいろいろ調べてはいるのですが、温暖化の問題に関して、懐疑的というスタンスの人が意外と少ないような気がします。このブログもどちらかと言うと、「人為的な温暖化」については、懐疑的というよりは否定的な印象を受けました。私も昔は、「地球の陸地は三割、人の住む面積はそれよりずっと少ないのに、そこで火を燃やしたくらいではたして地球規模で気温が上昇する!?」とか、「逆に言うと、寒くなったら温室効果ガスで地球全体を温めれるだけのポテンシャルが俺らにはあるわけ( ´∀` )?」とか、どちらかと言うと否定的なスタンスでした(なわけないだろ!という感じで)。

今でも、そういう考えは消え去っていないのですが、この問題に関して否定すれば否定するほど、「トンデモ扱い」される危険性が上昇しているご時世ですので、個人的には、もうちょい中立寄りで、生暖かい目で見るほうがいいような気もしています(もちろん、そんな態度なら、ここまで調べてブログにはなさならいと思いますが)。世論の誘導や物量を考えたら、ここまで浸透した「科学的事実(カッコ書きです)」に反対してもしょうがない…という心境です。

ただし、私も現在の「温暖化、温暖化」みたいな風潮はやっぱり嫌です(どっちやねん)。その結果、興味の対象が「人為的温暖化」は科学的にどうなのか?ということから、「人為的温暖化」が科学的に正しかろうが、間違っていようが、現在の政府と科学者(専門家)の在り方が、本当に妥当なのかというところに関心がシフトしつつあります。

そんなわけで、最近個人的に関心を持っているトピックとしては、
1.政府の機関(IPCCCなど)が「定説」を唱えることで、科学コミュニティの間で、ある種の言論弾圧が広がっているのではないか?そういった、セルフチェックは気象学コミュニティの間で行われているか?
2.民主主義の世界において、いわゆる「専門家」が政策を決定する権限を持つのなら、彼らも選挙でえらばれるべきではないのか?
などです。
3.気象モデルのような複雑度の高いシミュレーションから導き出された長期の予測(すぐに確認できないもの)を重要な政策判断に用いるのは果たして妥当か?
の三点です。

こういう考えに至ったのは、この「温暖化問題」がなんとなくパニックの匂いを発している傾向がある気がするからです。その匂いというのは、「世界の終わりを、科学の力(人為的なコントロール)で乗り切る」という「理想」を掲げ、その理想によってフォロワー(宗教信者と同じで何の疑問も持たず「温暖化問題は人類の問題」という考えを持っている人々。頭の軽そうな著名人や政治家で、本当は温暖化のことなど調べたことすらない)を引き付け、そういう構造によって資金や政治が動き、研究が加速するという構造が存在しているように見えることです。

温暖化は人間のせいかもしれません。そうではないかもしれません。どちらにしても、今の社会風潮は、学問的に間違いを生みやすい土壌を作っている気がしますし、問題の本質はそっちなのではないかと思うのです。

私は、「温暖化問題」に取り組んでいる気象学者について文句を言う気は(最近では)あまりないし、的外れですらあると思います。結局、気象学者の大半は、まっとうな気象学者です。その一部の目立ちたがり屋が政府機関で裸の王様をやらされているというのが本当のところな気がします。科学的な真実性ではなく、大衆が問題となれば、これは文句を言ったところでどうにもなりません。問題は、ただの科学的研究だったものに、提灯を付けたメディアや環境保護カルトなのではないでしょうか?

1970年代からだと思うのですが「環境問題」というのがクローズアップされ、一種のカルトと化していますよね?? 恐らく「温暖化問題」は、そのクライマックスに位置するのではないでしょうか…。なんか、そんな気がします。地球環境を「汚す」のははっきり言って自殺行為だし、ダメなのはわかるのですが、妄信的に「運動」を進めても、本当に意味のあることに予算を割き、成果を出すことは出来ないのではないかと危惧します。

というわけで、長々と書いてしまいましたが、なんとなく問題の本質が、もはや科学論争ではないのが「温暖化問題」なのでは?というのが最近思うところです。

長々としたコメントで申し訳ありません。ついつい、書いてしまいました。

ちなみに、すでにご存じかもしれませんが、よりこのブログの趣旨に合った話題として「気象モデル」の正確性や、IPCCCのレポートについて、結構鋭いツッコミを入れている文章があります。未読でしたら、おススメですので、読んでみると良いかもしれません。

「だれにでもわかる気候モデルの問題点 ジュディス・カリー」
http://ieei.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/Climate-Models-Japanese.pdf

返信する
寺島てら

>通りすがりさん
わたしは日本で暮らすごく普通の人に、論拠を示して説明すれば、地球温暖化がCO2と相関していないという程度の話は通じるし、トンデモ扱いされるとは思っていません。今の時代は政治の世界もダブルスタンダードが通用しなくなってきています。わたしはこの先、ウソは破綻し真実に収束するという希望を持っています。温暖化問題は政治的な側面が大きいとしても、まず科学的に考えてもらう土壌を作ることは大事だと思い、このようなブログを書いています。参考資料もまた見せて頂きます、ありがとうございました!

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です