太平洋戦争の嘘と真実 Vol.4 —最新版!学び直すのに役立つおすすめ本8選

太平洋戦争の本

太平洋戦争の嘘と真実 Vol.1 —ルーズベルトの仕掛けた罠と、「侵略」プロパガンダ
太平洋戦争の嘘と真実 Vol.2 —共産主義者の工作だったハル・ノートとJB-355計画
太平洋戦争の嘘と真実 Vol.3 —第二次世界大戦は共産主義者との戦いだった

今回、太平洋戦争の記事を書くにあたって、何冊かの本で勉強させていただきました。
半世紀も隠されてきたフーバー大統領の回顧録(歴史書)が刊行されたことをきっかけに、それに関連する新しい情報を盛り込んだ太平洋戦争の本が、ここ数年で、何冊も刊行されています。今まで知らなかった事実を学びなおせるお勧めの本8選をご紹介します。

裏切られた自由 上下:ハーバート・フーバー著

半世紀の封印を破って刊行された驚愕の第二次世界大戦史。待望の翻訳!
第31代アメリカ大統領ハーバート・フーバー(任期1929~33)が公文書等の膨大な資料をもとに20年の歳月をかけて完成させた一級の歴史書です。日本で出版されたのは2016年末。戦争をリアルタイムで体験し、中枢に近い立場から分析した彼の告発は、重要な意味を持つからこそ隠されてきました。現代に生きる日本人なら、読まなければならない本だと感じます。しかしこの本…1冊1万円近くします!もっと購入しやすい値段であれば、多くの人が読めるのですが・・・。日本中の図書館に置いていただきたいですね。

日米戦争を起こしたのは誰か:藤井厳喜・稲村公望 他

日米戦争を起こしたのは誰か・ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず
上記のフーバー大統領の「裏切られた自由(FREEDOM BETRAYED)」を3人の専門家が対談形式で解説する内容です。フーバーが指摘する「戦争へと至った19の過ち」の詳細が掲載されており、とても分かりやすいです。またこれに関連する藤井厳喜・稲村公望・茂木弘道氏の論文も掲載されています。私はブログ記事を書くにあたり、この本の内容をかなり参考にさせていただきました。

太平洋戦争の大嘘:藤井厳喜著

この本は、楽天やアマゾンでは売っていないようです。ダイレクト出版は、広告リンクから商品に興味のある人の情報を集め、ターゲットの興味に応じた商品を提供していくという、フロントエンドとバックエンドの販売戦略をとっている興味深い会社です。私は、グーグルの広告リンクから購入しましたが、こちらからも購入できます。かなり読みやすい上に目から鱗の情報が満載です。上記の「日米戦争を起こしたのは誰か」と内容が重複する部分もありますが、どちらもお勧めです。ブログを書くにあたり、かなり参考にさせていただきました。

東京裁判 全訳パール判決書:ラダビノッド・パール著

東京裁判(極東国際軍事裁判)パール判事による不同意判決書の全文翻訳です。
興味深いのは、何をもって戦争犯罪は定義されるのか?侵略戦争は当時国際的に犯罪であったのか?侵略戦争の定義とは?国家における個人の責任はどこまで追及されるのか?など、この裁判の根本意義を問いただすような項目が非常に多いことです。「平和に対する罪」を事後法で裁くのであれば、戦勝国も同罪であったでしょう。本質的な問題を提起する文章は哲学的で、読み物としての価値も高いと思います。

太平洋戦争の新常識:歴史街道編集部

月刊雑誌「歴史街道」に掲載された太平洋戦争に関する論考を集めたものです。一章ずついろいろな人が各々の切り口で太平洋戦争を語っており、読み物として面白いと思います。雑誌に掲載されていたものなので、一章が端的にまとめられており、読みやすいです。私は知らないことが多くて勉強になりました。

ルーズベルトの開戦責任:ハミルトン・フィッシュ著

ルーズベルトが最も恐れたという元共和党の重鎮ハミルトン・フィッシュ。彼は、アメリカ国民同様、ハル・ノートのことを知りませんでした。「日本が卑怯な奇襲攻撃を仕掛けてきた!」というルーズベルトの演説に騙され日米開戦を支持しましたが、後にハル・ノートのことを知り、ルーズベルトの卑怯な工作を痛烈に批判します。そしてフーバー同様、大戦前夜の米政権の内幕を明かし、戦争を拡大させたルーズベルトの責任を告発する本を書きました。

騙される日本人:藤井厳喜著

日本人が世界の中で騙されてきた事例がいくつも紹介されており、第二次世界大戦についても、日本人がいかに嘘を信じ込まされてきたかが分かりやすく解説されています。歴史的に大きな事例についても知らないことが多く、驚きの連続でした。私は図書館で借りて読んだのですが、結局再読したくなり購入しました。

誰が第二次世界大戦を起こしたのか:渡辺惣樹著

アメリカ大統領ハーバート・フーバー著「裏切られた自由」を翻訳した歴史家・渡辺惣樹氏が、同書の重要なポイントを解説しながら、第二次世界大戦に至る経緯、そして新解釈の「日米戦争史」を提示する一冊。読みやすく評価が高い本です。

(了)

なぜ天皇が必要か?なぜ女系天皇がダメなのか?天皇のなぜ、わかりやすく説明

2 COMMENTS

一本指

長編お疲れ様です!
凄く勉強になりました!

でも戦争という事実が起こった事は一つだけなのに、色んな意見があるのが不思議でなりません。
無論外交等の問題があるにせよ、意見が交錯しすぎですよね。

今後もブログ読ませて頂きます!
いつも分かりやすくまとめて頂きありがとうございます!!

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寺島てら

>一本指さん
最後までご覧いただきありがとうございます!
たしかに事実はひとつなのに、解釈によって、まるで違う出来事のように語られることが多いので驚きますね。

更新遅いですが、またお暇な時に見にきてください〜

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